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17-18 AW メンズコレクション 「無地のニット」

 

 

 

ノームコアトレンドが終わり「脱地味」「装飾性」を

キーワードとした方向へトレンドが移行中の現在。 

秋冬のマストアイテム「ニット」に

どのようにトレンドを取り入れているのか見ていきましょう。

 

 

 

 

Q , 白い無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

 

バーバリー」の答えは

 

A , ” リブのデザインとシルエット ” 

 

 

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バーバリー(BURBERRY)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29173/502079

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29173/502078

 

左のルックはドロップショルダーでルーズなシルエット。

逆に右のルックはタイトなシルエットで着丈も極端に短くしてあります。

ニット、シャツ、スラックス、革靴とドレスアイテムを使い

モノトーンな着こなしですけど

素敵な「脱地味」な着こなしになっています。

 

右のルックのように手が隠れるほど長いロングカフスシャツは

レディースでも流行っていますよね。

この秋冬メンズでも流行るんでしょうか。

これって萌え袖の流れからきてるんでしょうかね。

 

 

 

 

Q , 無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

 

「オーエーエムシー」の答えは

 

A , ” 穴あきデザイン ” 

 

 

f:id:soixante___dix:20170612193434j:plain

「オーエーエムシー(OAMC)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492205

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492207

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492185

 

穴あきデザインの「穴」のデザインが大胆で素敵ですよね。

ドロップショルダーで身幅があってルーズなシルエットですけど

袖丈と着丈が長すぎないのですごくシルエットのバランスが

いいのかなと思います。

「オーエーエムシー」も「バーバリー」のように

ロングカフスシャツを使っています。

レディースからトレンドが流れてくるんでしょうか。

色も秋冬に使いやすい3色ですね。

 

 

 

 

Q , 無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

 

「マルニ」

ニールバレット

「アミ アレクサンドルマテュッシ」の答えは

 

A , ” ビビッドカラー

 

 

f:id:soixante___dix:20170613095326j:plain

左「マルニ(MARNI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28238/484954

中上「ニール バレット(Neil Barrett)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485040

中下「ニール バレット(Neil Barrett)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485038

右「アミ アレクサンドルマテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490004

 

デザインがカットソーでビビッドカラーだとカジュアルになりすぎですけど

デザインが無地のニットでビビッドカラーだとバランスがいいのかなと思います。

 

 

 

 

Q , 無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

 

「ランバン」の答えは

 

A , ” シルエット ”

 

 

f:id:soixante___dix:20170613101704j:plain

「ランバン(LANVIN)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492639

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492643

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492629

 

ルーズな袖に極端に短い着丈になっています。

バーバリー」も着丈が極端に短かったですよね。

着丈の長さが肘の辺りですから、相当短いですよね。

 

 

 

 

短い着丈のシルエットときたら

 

 

ルイ・ヴィトン」の答えも

 

A , ” シルエット ”

 

 

f:id:soixante___dix:20170613103932j:plain

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488690

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488684

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488661

 

短い着丈の次は長い着丈になります。

「ランバン」とは違いざっくり編んだローゲージニットになっています。

艶のあるハイゲージニットもいいですけど

ローゲージニット特有のこの表情も良いですよね。

サイドに大胆なスリットが入っているので落ち感もきれいです。

ポッコリお腹も気にする必要がなくなりますね。

MBニットもスリットが入っていましたよね。

長い着丈のルーズなシルエットに大胆なスリットが入ったVネックニットでした。

 

 

 

 

ルイ・ヴィトン」のもうひとつの答え

 

A , ” Vネック ”

 

 

f:id:soixante___dix:20170613134702j:plain

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488686

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488664

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488674

 

深~~いVネックになっています。

レディースだとVネックの深さがもっと浅くて広い

ワイドなVネックって感じですよね。鎖骨が綺麗に見える感じの。

だからメンズ特有の深いVネックデザインと言えるのかなと思います。

ルイ・ヴィトン」のルックはドレスライクなアイテムを使って

シルエットで崩す着こなしが多いですね。

それにしても深いVネック。

 

 

 

 

Q , 無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ」

ルイ・ヴィトン」の答え

 

A , ” +1アイテム ”

 

 

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左「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ(1piu1uguale3)」

 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29834/516460

右「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488671

 

同じ素材の” +1アイテム ” を加えることでシルエットに

変化をつけた着こなしになっています。

MBさんのメルマガでも無地の黒のニットに黒のスヌードを合わせた

素敵な着こなしがありました。

赤のニットに赤のマフラーと少し派手ではありますけど

首に何かを巻くことでドレスな印象を与えることができますし

首元にボリュームがでるのでシルエットもまとまって見えます。

 

ルイ・ヴィトン」の腰巻きは腰のくびれを強調することになりますから

レディースライクな着こなしですよね。

大体メンズであればニットの中に腰巻きの結び目がくると思うので

メンズでこういう腰巻きは新鮮ですね。

そういえば「ベージュのコートの着こなし」の記事の中に

レザーベルトを巻いたルックがありましたね。

 

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左「エトセンス(ETHOSENS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29900/517661

中「マイケル・コース(Michael Kors)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28996/500371

右「マルニ(MARNI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28238/484960

 

これですね。

これもレディースライクな着こなしですよね。

アウターにベルトを巻いてウエストの位置を高く見せ脚長に見せたり

くびれを作ってスタイルを良く見せる着こなしです。

 

ニットに腰巻き。コートにベルト。

共通点は

「+1アイテム」 腰に巻くですね。

そしてレディースの着こなしがメンズにも流れてきてる所ですかね。

 

今気づいたんですけど「マイケル・コース」のルックは

「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ」のルックと同じですね。

コートを脱ぐと無地の白ニットに白マフラーの

「+1アイテム」な着こなしになっています。

 

 

 

 

Q , 無地のニットに「脱地味」「装飾性」をどのように取り入れたのか

 

 

「サルヴァトーレ フェラガモ」「アクネ ストゥディオズ」の答え

 

A , ” ハーフジップ ”

 

 

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左「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28248/486879

中「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28438/490333

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28438/490334

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28438/490303

右「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28438/490302

 

「アクネ ストゥディオズ」の方はニットではなくスウェット素材でした。

すみません。

 

この首元の立体感素敵ですよね。

ZIPを開ければVネックのように広がりZIPを閉めればハイネックになるので

視覚効果や小顔対策、防寒対策にも有効ですね。

 

 

 

「無地のニット」でも「脱地味」「装飾性」を色々な形で

各ブランドが実現していましたね。

 

今日はこの辺で終わります。

  

 

17-18 AW メンズコレクション 「セットアップ」

 

 

ジャケットとスラックスを使ったセットアップを

見ていきましょう。

 

 

 

 

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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488659

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488657

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488694

 

ルイ・ヴィトン」と「シュプリーム」のコラボレーションが

話題となった今回のコレクション。

ラグジュアリーストリートな着こなしがたくさんあります。

セットアップの着こなしの方も

ジャケット、シャツ、スラックスとドレスアイテムを使いつつ

ルーズなシルエット、ギークな着こなし、スニーカー、バッグ、小物などで

ドレスとカジュアルのバランスを取っています。

 

*画像

「左(カジュアルライク) ← 中 → (ドレスライク)右」って感じですかね。

 

黒の細身のセットアップだとジャケットとスラックスがドレスアイテムなので

インナーと靴、小物などでカジュアルにバランスを取れば

簡単におしゃれに着こなすことができますよね。

100%ドレスのスーツスタイルから

30%カジュアルにしていく着こなしですね。

ただこの「ルイ・ヴィトン」の着こなしのように

ワイドというかルーズなサイズのダボつき気味スラックスだと

学生のような印象になってしまいます。

しかも白スニーカーですし。

なのでセットアップの色をブラウンにしたり

艶のある素材をセットアップに使ったり

艶々のパジャマシャツやバンドカラーシャツを使ったり

帽子、バッグ、レザーロングベルトなどでその印象を払拭しています。

 

個人的にすごく好きな着こなしなんですけど

実は着こなすのが難しそうだなと思っています。

腰位置がもろバレですし

ダボつき気味の裾に白スニーカーですからね、、、

黒のオペラシューズとかだと良さそうですよね。

先端の印象恐るべしです。

 

 

 

 

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ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488562

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488572

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488602

 

ルイ・ヴィトン」のルックと違うところは

ロングシャツとテーパードスラックス、黒の革靴を使っています。

裾はダボつかせていません。

ダボつかせないように左のルックは何回かロールアップをしてます。

印象を整える役割を持つボトムスをドレスライクに整えていますね。

そしてトップスはロングシャツを使って大胆にシルエットを崩しています。

ちなみにジャケットの裏側は

 

 

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こんな感じになっています。

こういうデザインとシルエットでバランスを取っているんですね。

 

ジャケット、シャツ、スラックスと同じアイテムを使っているんですけど

ルイ・ヴィトン」のルックと印象が全然違いますよね。

ヨウジヤマモト」のセットアップはまだまだこんなルックもあります。

 

 

 

 

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ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488588

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488586

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488584

 

ジャケットに素敵なデザインが入っていて

シャツ襟もユニークな形になっています。

このルックもトップスはルーズなシルエットですけど

ボトムスはダボつかせることなく整えていますね。

 

 

 

 

ギークトレンド>

シャツを後ろにずらして着たり、中途半端にタックインしたり

「脱地味」「差別化」を狙った着こなしのトレンド。

ここでちょっと脱線して

片方の裾だけタックインした画像をどうぞ。

6分割なので画像が小さくなってます。すみません。

 

 

 

 

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左上「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29376/507054

中上「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28381/488657

右上「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28380/488562

左下「ベルルッティ(Berluti)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28423/489651

中下「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29376/507067

右下「コム・デ・ギャルソン オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28415/489446

 

シャツの裾を片方だけタックインする着こなしって

難しいなと思っていたので画像を集めてみました。

人それぞれ色々感じ方は違うと思うんですけど

個人的には画像の上段よりも下段がいい感じだなと思っています。

上段はちょっとだらしない印象が強くなってしまっているかなと思います。

あまりに目立ってしまうと腰位置がバレてしまいますし

ちょっと不自然な印象かなと。

下段は出している片方の裾がセットアップと同系色になっていたり

ジャケットに沿うようにしていたりと

悪目立ちすることなく自然な印象に見えるかなと思います。

見える面積だったり、色の合わせ方が重要なんだと思います。

「差別化」の着こなしですけど

その中で差をつけられるかもしれないですね。

 

 

 

 

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ニールバレット(Neil Barrett)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485056

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485052

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485074

 

ニールバレット」のセットアップはスポーティーなデザインになっています。

左のルックはスラックスに大胆な側章入りデザイン。

トップスはダブルのジャケットに白のストライプシャツと

ドレスアイテムを使いつつルーズなシルエットにしてバランスを取っています。

 

中のルックは黒の細身のセットアップになっています。

パンツはジョガースラックスになっています。

ビビッドな黄色のスポーティーなインナーに

ニットキャップにリュックを使ってカジュアルにバランスを取っています。

 

右のルックもジョガースラックスになっていますね。

総柄のセットアップですけど控え目なデザインになっています。

首元が寂しくならないようにインナーはモックネックにして

黒のクロシェットを使っていますね。

 

3ルックともドレスとカジュアルのバランスが

すごく綺麗にとれていると思います。

カジュアルにバランスをとる要素として

側章デザイン、シルエット、色、柄、小物を

うまくミックスしているなと思います。

 

 

 

 

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「ヴァレンティノ(VALENTINO)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488072

左中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488045

右中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488056

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488079

 

「ヴァレンティノ」のセットアップです。

カジュアル要素としてキャップ、スニーカー、

セットアップ、インナーの色、柄を使っています。

なのでシルエットは細身にしてキッチリと着こなしています。

片方の裾だけを出すようなギークな着こなしはしていません。

 

 

各ブランド[デザイン、シルエット、カラー(素材)]の

ドレスとカジュアルのバランスの取り方に特徴があって面白いですよね。

MBロジックに感謝感謝ですね。

 

 

どんどん行きましょう。

 

 

 

 

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左 「フェンディ(FENDI)」 

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28283/486504

左中 「フェンディ(FENDI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28283/486510

右中 「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490031

右「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490031

 

ニールバレット」「ヴァレンティノ」のルックにもありましたけど

インナーの色でカジュアルにバランスを取っています。

ピンクは秋冬も流行りそうですね。ビビッドな黄色も素敵です。

あとハーフジップのインナーもよく見掛ける気がします。

 

 

 

 

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左「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」

 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501511

中「ディオールオム(DIOR HOMME)」

 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28428/489747

右「コム・デ・ギャルソン オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28415/489469

 

ジャケットに付いているアクセサリーの事ではなく

”スラックス”についてです。

ヨウジヤマモト」のルックもそうでしたけど

”ワイドテーパードスラックス”が気になりました。

カジュアル要素をどう採り入れるのかという時に

色柄物が苦手な人には採り入れやすいアイテムだと思います。

シルエットを崩しすぎることなくスタイルも良く見せることができますしね。

ワイドテーパードスラックス注目です。

 

 

 

 

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左「コス(COS)」

 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31104/534658

右「ジル・サンダー(JIL SANDER)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28287/486622

 

外からボタンが見えないデザインの比翼ジャケット。

よりドレスなデザインになっていますね。

「コス」はジャケットの着丈を短くしてワイドスラックスを

合わせています。

逆に「ジル・サンダー」は着丈の長いジャケットに

アンクル丈の細身スラックスを合わせています。

ミニマルなルックですけど印象が全然違って面白いですよね。

 

 

 

 

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「アンダーカバー(UNDERCOVER)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29000/499221

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29000/499220

 

タートルネックとチルデンニットのレイヤード。

このレイヤードをしている人を見掛けないので差別化に良さそうですね。

これタートルネックの色を合わせると一体感がでて

綺麗なレイヤードになりそうですよね。

タートルネックの色を左のルックはチルデンニットの赤、

右のルックはタートルネックの色をグレーにしたら、、、

うん、良さそうですね。

セットアップの着こなしにサスペンダーを使ったり

ニットをタックインしたりアンクル丈だったり

素敵なバランス感覚ですね。

 

 

 

 

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左「ベルルッティ(Berluti)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28423/489645

右「エルメス(HERMES)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28254/491372

 

ベルルッティ」はニット素材ですかね。

エルメス」はベロア素材。

素材が違うので今まで見てきたルックとは印象が違いますよね。

こういう形で差別化を狙うパターンも良いですね。

 

 

 

 

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左「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YUSUHIRO)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28123/483199

右「ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28233/484825

 

ノーカラージャケットにオーバーオールを合わせた「ミハラヤスヒロ

ノーカラージャケットにテーパードスラックスの「ディーゼル

ちょっとしたデザインの違い、合わせ方が面白いですよね。

 

 

長くなったのでこの辺で終わりまーす。(笑)

 

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「レイヤードスタイル 3」

 

ライナーコートを使ったレイヤードを紹介していきたいと思います。

 

取り外しができるコートのインナーの事をライナーと言います。

このライナーをあえてアウターとする着こなしが

去年の秋冬はレディースですごく流行っていましたよね。

MBさんのメルマガのFFMB(ファスト ファッション マスト バイ)のコーナーでも

GUのキルティングのライナーコートが紹介されていました。

古着屋さんでもM65のライナーがたくさん陳列されていたのを

見かけた方も多いと思います。

 

そんなライナーコートを本来の使い方

インナーとして使ったレイヤードです。

 

 

「ライナーコート + 」

 

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左「ヨシオクボ(yoshiokubo)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/27770/487047

中「ジーゼニア(Z ZEGNA)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28253/485775

右「ネーム(Name.)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29757/514892

 

「ライナーコート」 + MA1、+ ジャケット、+ ジップアップGジャンという着こなしです。

本来であればインナーダウンやダウンベストのような

アイテムを使って外からはインナーがほとんど見えないような

着こなしになっていたと思います。

そこをあえて

「着丈の短いアウター」+「着丈の長いライナー」というレイヤードになっています。

色はアウターとライナーでなるべく同じ色、同系色を使って

不自然な印象にならないように着こなしています。

 

この着こなしの効果としては<強制的にYラインシルエット>

<延命措置><体型難隠し><防寒対策>ですかね。

3つのアウター(MA1、ジャケット、Gジャン)を着こなす場合

もちろんそのアイテムによるでしょうけど(ビッグサイズの場合とか)

大体IラインシルエットかAラインシルエットで着こなすのが多いかと思います。

冬場は寒いのでストールを巻いたり、インナーに着込んだりして

シルエットが少し中途半端になりがちです。

そこをこの着丈の長いライナーを使うことによって

強制的にYラインシルエットを作ることができます。

パンツの裾をダボつかせないようにすれば簡単に

綺麗なシルエットになります。

体型難も隠してくれますしお気に入りのアウターを

真冬にも使うことができるようになります。

 

 

ただ ”あえて” という着こなしなので差別化にはいいですけど

不自然な印象にならないように注意が必要ですよね。

 

 

ドレスとカジュアルのバランスを考えると

こういう着こなしがいいですかね。

 

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左「ジーゼニア(Z ZEGNA)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28253/485757

右「オーエーエムシー(OAMC)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492208

 

なるべくモノトーンにして

インナーのライナーとパンツの色を合わせて

上下の境界線をわからなくする着こなしの方が上の3つのルックよりも

自然な印象に見えますかね。

タートルネックも使って視線を誘導していますね。

ライナーを使った着こなしは差別化を考えるとすごく面白いですけど

不自然な印象にならないように気をつけないとですね。

「OAMC」のルックは着丈の長いアウターを使ってましたね、すみません。

 

 

最後に番外編というかライナーコートではないですけど

「着丈の短いアウター」+「着丈の長いインナー」のレイヤードです。

 

 

 

 

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「エンジニアドガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28724/494588

 

カジュアルライクなキルティングのライナーコートではなく

ガウン風のコートをインナーに使っています。

その他のアイテムもドレスライクなものを選んでいますね。

素敵な差別化コーデになっていると思います。


 

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「アクセサリー」

 

ノームコアトレンドから「脱地味」「装飾性」へ

トレンドが移行している今、

アクセサリーの重要性が高まっているのかも。

 

 

 

f:id:soixante___dix:20170531093339j:plain

左「オーエーエムシー(OAMC)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492196

左中「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501491

右中「ディオール オム(DIOR HOMME)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28428/489761

右「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28252/485636

 

[+ 装飾性]な着こなしです。

コートやジャケットにチェーンを着けている「オーエーエムシー」「カズユキクマガイ」

安全ピン、缶バッジ、クマ付きのウォレットチェーンを着けている「ディオールオム」

シャツの襟にチェーンを着けている「ドルチェ&ガッバーナ」

 

アクセサリーのデザインや大きさや色に違いはありますけど

ドレスライクな着こなしに[+ 装飾性]になっています。

MBさんのメルマガでも缶バッジを使った素敵な着こなしがありましたよね。

モノトーンの洋服ばかり持っている人でも、

モノトーン柄のストールにチェーンのアクセサリーを着ければ

トレンドフルな着こなしが完成しちゃいそうですね。散財せずに(笑)

アクセサリーなので不自然な印象にならないように注意は必要ですけどね。

 

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「スカーフ・ストール・マフラー」

 

コレクションを見ていて気になった「スカーフ・ストール・マフラー」を

紹介していきたいと思います。

 

 

 

まずは「色柄物スカーフ」です。

 

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左「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501482

中「フィット ミハラ ヤスヒロ(FIT MIHARA YUSUHIRO)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29613/511987

右「エトセンス(ETHOSENS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29900/517796

 

スカーフを着けてますよ感が出過ぎている人、やり過ぎになっている人を

街で見掛けたことがある人も多いと思います。

こちらは3ブランドともシャツと[同じ色、柄、素材]のスカーフを

着けているので統一感がありすごく自然な印象になっています。

 

 

 

 

「色柄物ストール」

 

f:id:soixante___dix:20170529194505j:plain

左、中、右「ミッソーニ(Missoni)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28243/485356

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28243/485332

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28243/485339

 

先程はスカーフとシャツに[同じ色、柄、素材]を使って統一感をだし

自然な印象を作り上げていました。

ミッソーニ」は全身(ストール以外)で使っている色と

[同じ色]をストールに使って統一感をだし自然な印象を作り上げています。

しかも3ルックともモノトーンカラーを使っていません。

丁寧に同じ色をリンクさせるとこんな素敵な着こなしになるんですね。

トップスとボトムスを比較すると

トップスは比較的大きいチェック柄を使い

ボトムスには無地、又はトップスと同じチャック柄でも

より細かいチェック柄を使っています。

そうすることでボトムスにドレス感を持たせているんでしょうね。

(カジュアル要素) 大きい柄 ⇔ 細かい柄 (ドレス要素)

右のルックなんかはキャップ、ストール、トップス、ボトムスと

全部違う柄なのにこの統一感です。

そして着丈の短いトップスは脚の付け根、腰位置がどこからなのかが丸見えなので

帽子やストールを使って視線を誘導することが大事になります。

細かい部分、細かい要素が全体の素敵な着こなしを作り上げていますね。

 

 

 

 

「モノトーン柄ストール」

 

f:id:soixante___dix:20170530100854j:plain

左「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501492

中「カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)」 

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501484

右「ニール バレット(Neil Barrett)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485083

 

色柄物をやってきたのでモノトーン柄ストールの紹介です。

色柄物でなくてもモノトーン柄ストールで充分「脱地味」な着こなしを実現できています。

スウェディッシュカモフラ柄、チェック柄、モチーフ柄などなど

柄物でもモノトーンであれば大きな失敗はありません。

 

 

 

「ニットマフラー」

 

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左、中、右「エチュード スタジオ(Etudes Studio)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28607/493066

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28607/493039

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28607/493068

 

超ビッグサイズのニットマフラーです。というかこれはアウターですね。

小顔効果、防寒対策は抜群ですけど重さが結構ありそうですね。

 

 

 

キルティングトール」

 

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左、右「バレンシアガ(BALENCIAGA)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28325/488342

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28325/488344

 

こういうキルティングトールって去年の秋冬のユニクロルメールでも

ありませんでしたっけ。確かありましたよね。

 

こんな感じのキルティングトールもあります。

 

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左「ディスカバード(DISCOVERED)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515668

中「ディスカバード(DISCOVERED)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515621

右「リュシオル ジャンピエール(LUCIOLE_JEAN PIERRE)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29669/512769

 

バレンシアガと比べてサイズ感がスッキリしているので使いやすそうです。

 

「ディスカバード」は2種類組み合わせたパターンも

 

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左、右「ディスカバード(DISCOVERED)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515633

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515619

 

左のルックはビッグサイズニットと[同じ色、柄、素材]のスヌードに

トールを組み合わせています。

右のルックは黒のキルティングトールとの組み合わせになっています。

このストールのレイヤードは面白いアイデアですよね。

 

 

 

フットボールマフラーとニットの肩掛け」

 

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「ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497226

左中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497225

右中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497210

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497207

 

ロシア出身のデザイナー、ゴーシャ ラブチンスキー。

去年の秋冬も黒と黄色のフットボールマフラーありましたよね。

今年はチェック柄が組み合わせてあります。

秋冬のダークトーンのアウターに映えそうな色です。

色柄物ストールではなく色柄物ニットの肩掛けは

コートやダブルのジャケットの上に合わせていて新鮮です。

 

 

 

「ストールの巻き方」

 

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左、中、右「アンダーカバー(UNDERCOVER)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29000/499233

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29000/499258

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29000/499253

 

トールの巻き方に少し変化を加えるだけで

すごく新鮮な感じがしていいです。

すぐに真似ができるところもいいですよね。

 

 

 

「面白いアイデアのストール」

 

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左、中、右「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」

左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28299/487100

中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28299/487149

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28299/487172

 

「袖付き」のストールです。

このアイデア良いですね、面白いですよね。

差別化にもってこいのアイテムです。

 

 

 

 

 

 

レディースのトレンドがメンズに流れてくるんでしょうか。

 

レディースで流行ったものは少し遅れてメンズでも流行るんだよ。

とMBさんも仰っていました。

トレンドが流れてくるんでしょうか。

確か去年の今頃GUのCMでやっていたような気がします。

 

 

 

そのアイテムは「ハイウエストパンツ」です。

 

 

まずはグレーのストライプの「ハイウエストパンツ」

 

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左「ディスカバード(DISCOVERED)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515639

中「ディスカバード(DISCOVERED)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29791/515626

右「リベルム アルビトリウム(liberum arbitrium)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502940

 

 

続いて黒の無地の「ハイウエストパンツ」

 

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左「ウル(URU)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30811/531105

中「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28416/489519

右「リベルム アルビトリウム(liberum arbitrium)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502930

 

 

「マルジェラ」は他にもレザーやデニムでも

 

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左「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28416/489505

右「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28416/489520

 

 

ワイドパンツのトレンドの進化版で装飾性をプラスした感じですよね。

Aラインシルエットや上下ルーズなシルエットが捗りそうですけど

不自然な印象にならないようにやり過ぎにならないように気をつけないとですね。

あとチープな生地で作られているものにも注意が必要ですね。

流行のシャワー降ってくるかな。

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「レイヤードスタイル 2」

 

秋冬コレクションを見ていて気になったレイヤードを

紹介していきたいと思います。

 

 

 

「チェックシャツ」

 

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左「ディースクエアード(DSQUARED2)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28246/485533

中「ジバンシィ(Givenchy)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28288/489302

右「エンジニアドガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28724/494590

 

この秋冬コレクションを見ているとチェック柄をよく見かけます。

トレンドなんでしょうかね。(詳しいところはMBさんのメルマガを待ちましょう)

秋冬になると古着屋さんやユニクロなどでよく見かけるチェックシャツ。

シャツとはいえチェック柄の大きさや色も多色使いなので

カジュアルライクなアイテムですね。

ただ見える面積に気をつければ「脱地味」に使えます。

3ブランドとも共通している部分はチェックシャツ以外は

ドレスライクなアイテムでダークトーンです。

 

「左(カジュアルライク) ← 中 → (ドレスライク)右」って感じですかね。

 

ジバンシィ」はチェックシャツ以外のアイテムを黒で統一しています。

カジュアルにバランスを取るために顔プリント入りのパーカー

そしてこのパーカーはフードを絞る紐の所がスカーフになっています。

フードの立ち具合良いですね。小顔効果抜群です。

チェックシャツをトップスの先端部分の首元と裾から見せています。

見える面積は少ないですが効果的に「脱地味」を実現していると思います。

スニーカーの紐も結び方を変えています。ガラッと印象が変わりますね。

ドレスとカジュアルのバランスがいい感じに取れているんじゃないでしょうか。

 

ディースクエアード」も「ジバンシィ」と同じようにチェックシャツを

首元と裾から見せています。違うのは見える面積が広いですね。

セットアップの上に着たビッグサイズカーディガンと相まって

子供っぽい少しだらしない印象になってしまっています。(MBさんがよく例えにだす博士状態)

印象を左右するトップスの先端、首元に色柄物スカーフにチェック柄

裾もチェック柄でしかも着丈が長い、袖も手が隠れてしまう長さ、

しかも靴がトレッキングシューズで靴紐が青、シュータン部分がチェック柄。

頭にはキャップ。(キャップの上の部分はどうなってるんですかね)

と印象を左右する先端部分にカジュアル要素満載です。

チェックシャツをタックインして長い裾を見せないようにして

黒の革靴にするとバランスはどうでしょう。

いや黒の革靴にするだけでバランス良さそうですね。

トレッキングシューズが、、、問題というか原因というか、、、でしたね。

下半身の先端部分にボリュームがあって色や柄が入っている靴は

注意しないと子供っぽい印象になってしまいますね。

 

「エンジニアドガーメンツ」はドレスライクかなという印象です。

ディースクエアード」とは逆に印象を左右する先端部分にドレス小物の

ハットと革靴を使っています。

セットアップにハットと革靴、しかも黒とドレス要素多めです。

こちらはハットではなく「ディースクエアード」のキャップを被ると

バランス良さそうですね。あっでもまだドレスライクですかね。

皆さんもどうぞ指で隠して遊んでみてください。

 

 

 

「シャツ × カットソー」

 

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左「アミ アレクサンドルマテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490045

中「サカイ(sacai)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28425/489725

右「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28143/483497

 

このレイヤードは好き嫌いがハッキリとわかれるでしょうね。

不自然な印象を与えてしまうんでしょうね。

MBさんも仰っていましたけど、

メンズファッションはいかに自然に着こなせているのかが大事だと。

 

という事でドレスとカジュアルのバランスのとれた

「シャツ × カットソー」のレイヤードです。

 

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左、右「リベルム アルビトリウム(liberum arbitrium)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502932

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502937

 

右は「カットソー × 半袖シャツ」です。 

 

どうでしょうか。

自然な「シャツ × カットソー」のレイヤードになってると思うんですけど。

ポイントはシャツとカットソーの生地が切り替わる部分(首、袖、裾)を

いかに自然に見せることができるかなんでしょうね。

なるべく同じ色、柄、素材を使い

ボトムスはドレスライクに整える事で

ドレスとカジュアルのバランスがとれますね。

「シャツ × カットソー」のレイヤードってカジュアルライクな

着こなしの方が多いと思うので

差別化にはすごくいいテクニックだと思います。

ただ細心の注意が必要ですね。

 

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「レイヤードスタイル」

 

今回のコレクションの中で気になったレイヤードの着こなしを紹介していきたいと思います。

 

まずはMBさんのメルマガでも紹介されていたレイヤードテクニックです。

タートルネック × ○○」

メルマガではユニクロヒートテックタートルネックが使われていたと思います。

 

MBロジックでもお馴染みの3首(首、手首、足首)は特に目立つ所であり視線が集まりやすい所です。

タートルネックの効果としては首に視線が集まりやすくなるので

シルエットにメリハリがなくても全体的に整っているような印象を与えることができます。<視覚効果>

そして顔の近くに布があることで顔を小さく見せることができます。<小顔効果>

さらに冬場でもお気に入りのシャツをインナーの主役として使うことができます。<延命措置>

もちろん首元を温めることができます。<防寒対策>

 

こういう風に挙げていくと良いところだらけですね。(MBさんの毎週のメルマガに感謝感謝ですね。)

 

そんな目立つ部分の首元を各ブランドがどのように着こなしているのか見ていきましょう。

 

 

 

 「タートルネック × シャツ」

 

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左「アミ アレクサンドル マテュッシ (AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490006

中「リュシオル ジャンピエール (LUCIOLE JEAN PIERRE)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29669/512744

右「オーエーエムシー (OAMC)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28567/492196

 

この3ブランドのレイヤードスタイルはMBロジック的にすごくバランスがとれていると思います。

ドレスとカジュアルのバランスで言うと

「左(カジュアルライク)←←←中→→→右(ドレスライク)」って感じですかね。

3ブランドとも「タートルネック × シャツ × 黒のパンツ」という着こなしです。

 

「アミ アレクサンドル マテュッシ」はブラウンのタートルネック

ワッペン付きのブルーのシャツにスラックス。黒のキャップに白スニーカー。

上下ルーズなシルエットになっています。

そして中途半端にタックインをしてギークトレンドな着こなしをしています。

少しカジュアルライクな着こなしですよね。

印象を左右する先端部分にカジュアルアイテムの黒キャップと白スニーカーを使っていますからね。

黒スニーカーにして目立たせないようにするとバランス良くなりそうですけど、

個人的にはすごく好きな着こなしです。

ブラウンのタートルネックにブルーのシャツという色の合わせ方が素敵ですし差別化になりそうです。

学生っぽくならないように注意ですけどね。

 

「リュシオル ジャンピエール」は黒のタートルに白のノーカラーシャツ

黒スキニーに白スニーカー。Iラインシルエットでモノトーンな着こなし。

黒タートル部分にロゴが入っていて、白シャツと黒スキニーの裾部分が切りっぱなしのフレイドヘム処理がされています。

トップスの先端部分の首元と裾、ボトムスの先端部分の裾、

この印象を左右する先端部分を使って「脱地味」を表現しています。

 

「オーエーエムシー」は黒のセットアップにインナーは黒タートルに白シャツというドレススタイル。

そこにバランスを取るように黒スニーカー。白シャツも黒の柄入り。

ジャケットにはシルバーのアクセサリーを付けて「装飾性」をプラスしています。

こういうシルバーのアクセサリーの使い方は「カズユキクマガイ」でも見られました。

その辺りはまた次回やります。

地味になりがちなモノトーンのセットアップスタイルを

黒のタートルと白シャツの柄、ジャケットに付けたシルバーのアクセサリーで

「脱地味」を実現しています。

 

 

 

タートルネック × セットアップ × アウター」

 

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左「カルバン・クライン(Calvin Klein)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499495

右「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28429/489976

 

見える面積は本当にちょっと。

ほんとちょっとしたレイヤードなんですけど首元なので目立ちませんか?

着こなしは両ブランドとも似てますね。

デザインは黒タートル × セットアップ × アウター。

シルエットはYラインシルエット。

カルバン・クライン」はモノトーン以外のカラーと素材。

「ホワイトマウンテニアリング」はモノトーンカラーと柄。違いはこの部分ですね。

 

この秋冬コレクションからラフシモンズがチーフクリエイティブオフィサーに就任した「カルバン・クライン」。

ショーの方は最近流行りの男女合同ショー形式になりました。

全64のルックの内、16のルックにタートルネックが使われていました。全体の25%になります。

この秋冬のトレンドアイテムになるんでしょうか。

MBさんの言葉で「流行のシャワー効果」というのがありますけど、シャワー降ってくるんでしょうか。

 

タートルネックを使った「カルバン・クライン」のルックになります。

もちろんこの他にもタートルネックを使ったルックはあります。

 

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左、中、右、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」

左  https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499498

中  https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499483

右  https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499493

 

 

 

タートルネック × 柄シャツ」

 

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左「イロコイ(Iroquois)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30850/531729

中「バリー(Bally)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29274/504549

右「ネーム(Name.)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29757/514925

 

「イロコイ」のはモックネックですけど、タートルネックという言葉で統一しています。

 

どうですか?柄シャツだけで充分「脱地味」になっていると思うんですけど。

そこに「 + タートルネック」。

 

 

 

「赤のタートルネック

 

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左「サカイ(sacai)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28425/489730

中「カルバン・クライン(Calvin Klein)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499496

右「アンドレア ポンピリオ(ANDREA POMPILIO)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28464/490880

 

この秋冬のコレクションの中でもよく見る色「赤」。

しかもビビッドカラーの赤が使われています。

ビビッドな赤のストールやマフラーを巻く勇気はないですけど、これならどうですか。

視線が集まりやすい首元なので見える面積はほんの少しでもインパクトがあります。

しかもやり過ぎになっていません(←ここ重要ですね)

自然な印象で差別化に繋げることができていると思います。

 

 

 

「ボーダーのタートルネック

 

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左「リュシオル ジャンピエール(LUCIOLE_JEAN PIERRE)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29669/512746

中「マルニ(MARNI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28238/484990

右「マルニ(MARNI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28238/484950

 

モノトーン、寒色系、暖色系のボーダーのタートルネックになります。

今まで紹介してきたのは無地でしたけど

ボーダー柄という事で少しカジュアルライクになります。

なのでドレスライクなセットアップに合わせたり、

全体を同系色にまとめて自然に見えるようにしているんでしょうね。

 

タートルネックはここまでにします。

続いてこのレイヤードです。

 

 

「パーカー × ニット」

 

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左「マーカウェア(MARKAWARE)」 

  https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30401/525031

右「アイディーデイリーウェア(ID DAILYWEAR)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30310/523493

 

このレイヤードすごく素敵だなと思って取り上げてみました。

タートルネックと共通している部分は首元の印象に影響を与えること。

違う部分は見える面積ですかね。

そしてその見える物がフード。フードはドレスでは使われないカジュアル要素。

このカジュアル要素の使い方がすごく参考になります。

 

共通している部分は「パーカー × ニット × スラックス」。

パーカーと言ってもコットンパーカーのようなカジュアルなものではありません。

「マーカウェア」のパーカーは綺麗な艶とハリがあるタイプ。

「アイディーデイリーウェア」のパーカーはニット素材だと思います。

どちらもカジュアル要素のフードをカジュアルアイテムのパーカーを

ドレスで使われる素材にしています。

 

「マーカウェア」

ニットはドロップショルダーで袖がダボついているのでルーズな印象。

ももうひとつの先端部分の裾の着丈が長すぎないのでスッキリな印象。

インナーのパーカーの裾を見せるために少し中に折り返しているんでしょうけど

なんかすごく不思議というか、ほんと先端部分って大事なんだなと。

袖の部分を指で隠してみると、スッキリ。裾を隠してみるとルーズ。

という事でルーズなシルエットなんですけど、やり過ぎになっていない印象ですかね。

先端部分の印象って面白いですよね。

インナーにシャツ、ボトムスはワイドテーパードスラックスに黒のスニーカー。

ドレスライクなアイテムを使い、パーカーと色、ルーズ過ぎないシルエットで

バランスを取った着こなしになっています。

 

「アイディーデイリーウェア」

共通しているアイテムに加えてブーツを使っています。

こちらはフードと色でカジュアルにバランスを取っています。

ブーツの紐もニットと同じ黄色にしています。

トップスのシルエットがボリュームが少し中途半端なので

ボトムスを細く見せるために大胆にロールアップしているんでしょうね。

 

パーカーといえばカジュアルダウンに使っていましたけど

素材が変わることでカジュアルになりすぎることなくドレスな印象を

与えることができるんですね。

またMBパーカー作ってほしいな。

 

 

 

 

17-18 AW メンズコレクション 「ベージュのコートの着こなし」

 

 

 

個人的に大好きなベージュのコート。

コレクションのコーディネートを集めてみました。

 

 

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左「バーバリー(BURBERRY)」

https://s.fashionpress.net/collections/gallery/29173/502084

右「マーカウェア(MARKAWARE)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30401/525027

 

 

バーバリー」の方はステンカラーコート、ニット、シャツ、

スキニー、革靴とドレスライクなアイテムでの着こなし。

ドロップショルダーに大ぶりなカフスでトップスのシルエットの大きさを強調。

着丈の短いリブニットでさらに視線をトップスに誘導しています。

さらに色もベージュに白と膨張色を使い、

ボトムスは収縮色の黒スキニーに革靴と綺麗なYラインシルエットを構築。

そしてリブニットのデザインで脱地味を実現。

ドレスライクなアイテムを使ってシルエットでバランスをとった着こなしです。

 

 

「マーカウェア」の方はダッフルコート。

ダッフルコートは「学生が着用している」「かわいい」というようなイメージだと思います。

フード、ボタンのデザイン、大きいポケット、しかもこのコートはドロップショルダーとカジュアルなデザインてんこ盛り。

なのでバランスを取るようにコート以外のアイテムはドレスな色「黒」で統一。

スラックスはアンクル丈にして下半身の1番細い部分

足首を見せる事で細さを強調して綺麗なYラインシルエットを作っています。

カジュアルライクなアイテム、コート、カットソー、スニーカーを使いつつも

シルエットと色を整えた素敵着こなしです。

 

 

 

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左「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」

https://s.fashionpress.net/collections/gallery/28381/488667

右「ヴァレンティノ(VALENTINO)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488030

 

 

「ルイヴィトン」ステンカラーコート、シャツ、スラックスと

ドレスライクなアイテムを使い、バッグと靴はカジュアルアイテムを使っています。

アイテムでバランスを取りつつコートとスラックスのサイズを緩めにして

上下ユルユルのシルエットを作っています。

上下ユルユルでもコートにスラックスとドレスライクなアイテムを使い

シャツをタックインしてスラックスの裾をダボつかせない事で

上下ユルユルの差別化シルエットが成立しています。

そしてこれから向かうトレンドの方向性「脱地味」「装飾性」という観点から

Supremeのロゴ入り赤バッグ、ブラウンのロングインナー(素材はスウェード?)、

ウォレットチェーンを使って実現しています。

 

 

「ヴァレンティノ」の方が若干カジュアルアイクな着こなしになっています。

使っているアイテムはコート、シャツ、スラックス、スニーカーと同じですが

スラックスはサイドラインが入っているデザインで裾もダボつき気味。

色はスラックスもスニーカーもモノトーンではなくブラウンカラー。

頭には黄色のキャップ。

と印象を決める先端部分にカジュアルなカラーアイテムを使っています。

そこでドレスライクにバランスを取るためにコートはダブルのトレンチコートを使っています。

ボタンが2列に並んでいるのがダブルです。シングル(1列)と比べてダブルの方がドレスライクです。冠婚葬祭など礼服に多く使われています。

ダブルのトレンチコートにインナーはニット、シャツ、蝶ネクタイを使って

着崩すのではなくキチッと着こなしています。

スラックスのサイドラインの色とシャツの色とバッグの色をリンクさせている所も

見逃せないところです。

 

 

 

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左「ターク(TAAKK)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29877/517334

右「ポール・スミス(Paul Smith)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28433/490205

 

 

インナーに色物、柄物を使った着こなしです。

「ターク」ロゴ入りカットソーにクロップド丈のサイドラインパンツに

ヒョウ柄のロングインナー、とカジュアルアイテムをかなり使っています。

なので色のトーンを合わせたワントーンの着こなしにして全体をまとめています。

ヒョウ柄のロングインナーも自然に溶け込ませつつ脱地味、装飾性を実現しています。

シルエットは下半身の一番細い部分の足首を見せる事で綺麗なYラインシルエットを構築。

靴も悪目立ちさせることなくベージュ系のワラビーを使用。

サイドラインパンツの素材にベロア素材を使い艶を表現。艶はスーツなどに使われるドレス要素です。

色物、柄物を使った着こなしでも、シルエットを綺麗に構築し

全体の色のトーンを合わせ(モデルさんのヘアカラー込み)

艶のある素材を使う事でバランスのとれた着こなしになっています。

 

 

ポール・スミス」インナーのトップスに多色使いの暖色系柄物Vネックニットに

ボトムスは寒色系の柄物パンツ、と上下の色のトーンも柄も違う着こなしです。

ドレスライクなダブルのトレンチコートを使い多色使いの暖色系ニットの

見える面積を少なくしています。

パンツの方は柄物とはいえ色数抑えめのダークトーンで艶もあり

裾がリブ?になっていて細身のタイプです。

黒スニーカーと合わせることで脚長効果もあり

上に明るい色、下に暗い色がくるのが自然な配色なので

Yラインシルエット構築に貢献しています。

上下に柄物を使いつつも見える面積、色のトーン、色数、艶、シルエットを

整える事でバランスのとれた着こなしになっています。

 

 

 

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左「フェンディ(FENDI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28283/486498

中「カルバン・クライン(Calvin Klein)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499449

右「ニール バレット(Neil Barrett)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485058

 

 

トラディショナルとスポーツをミックスした着こなしです。

3ブランドともベージュのドレスライクなコートにビビットカラーのアイテムを合わせています。

「フェンディ」はインナーの上下にビビットカラーを使い

ハーフジップのトップスに異素材のパンツにハイカットスニーカーという大胆な着こなし。

トップスの襟を立たせて小顔効果を使いつつ、パンツの裾をダボつかせないようにして

大胆なカラーアイテムを使いつつも綺麗なYラインシルエットを構築しています。

カルバン・クライン」「ニール バレット」はビビットな赤のサイドラインパンツに黒の革靴という着こなし。

「ニール バレット」の方はコートの左胸と背中にカジュアル要素のプリントが入っています。

なのでインナーにドレスアイテムの黒のモックネックニットを使い

コートのベルトをしたキチッとした着こなしでバランスを取っています。

 

 

 

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左「エトセンス(ETHOSENS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29900/517661

中「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28996/500371

右「マルニ(MARNI)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28238/484960

 

 

レザーベルトを使った着こなしです。

レディースライクな着こなしですけどメンズでも流行るんでしょうか。

「脱地味」「装飾性」というトレンドの方向性の秋冬版ともいうべき着こなしですかね。

秋冬はアウターを羽織るので春夏のようにロングベルトを垂らしても見えないでしょうからね。

本来アウターを羽織ることで体型をすっぽり隠してくれていたんですけど、これだと、、、。

3ブランドともコートの明度の違いによってベルトの明度も変化させている所が面白いですね。

「エトセンス」はライトブラウンを使いワンポイントとして目立たせ

「マイケル・コース」はベルト、バッグ、靴、小物3点を同色に

「マルニ」は帽子に赤と緑、ニットとパンツに赤、コートの袖に装飾があるので

目立たせないようにダークブラウンを使用。

ベルトの細さ太さも考えられているんでしょうね。

「エトセンス」のベルトを「マイケル・コース」に「マルニ」のベルトを、

みたいに3ブランドのベルトをシャッフルしたらと考えると、、、、、

 うん、やっぱりしっくりこないですよね。

各ブランドとも個性が光ってます。

 

 

 

 

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左「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29266/504014

中「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28413/489290

右「ファセッタズム(FACETASM)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28343/487656

 

 個性的なベージュのコート

「ミスター・ジェントルマン」トラディショナルとスポーツのミックス

”テーマはモトクロス”ということでトラディショナルなトレンチコートに

バイクスーツの袖を合体させています。凄いインパクトです。

 

「クリスチャン ダダ」”着物スタイル”がテーマになっていて深いVネックでそれを表現しています。

そしてこのコートはなんとプルオーバータイプ。

 

「ファセッタズム」テーマは”good morning”昨日までのアイデンティティを脱ぎ捨てよう。

ベージュと白のツートンカラーにベルトの裏にブランドロゴが入っています。

このコートの下半分のデザインってどういう風になっているんでしょうかね。

白い生地の中からベージュの生地がきていて、、、、、。

 

 

 

 

 

「ベージュのコートの着こなし」を長々とやってまいりました。(急にどうした)

ベージュのコートってほんと便利なアイテムだなと再認識、再確認できました。

 

 

 

 

 

LANVIN (ランバン) 17-18 AW コレクション

・デザイナー / ルカ オッセンドライバー

 

・「カジュアルなトレンド」から「ドレスのトレンド」へ

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492619

 「ドレスのトレンド」へ徐々に移り変わっていく。

とMBさんがおっしゃっていたので、気になるこちらのチェスターコート。

ボディー部分がタイトで盛り上がるショルダー、

シワが目立たなくて生地の落ち感が綺麗。

ロングコートに細身のスラックスとドレスライクなので

バランスをとって派手なソックスとスニーカー。

細いチェーンのネックレス。

素敵な着こなしだな~😆

 

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492626

 色違いのグレーもいいです。

チェック柄のコートにチェック柄のパンツとタッキーな着こなしに白スニーカー。

ネックレスの重ね付けも素敵。

 

 

・レザーのロングコート

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492640

 襟の立ち具合いいなー。

ドレスライクなブラウンカラーのレザーのロングコート。

格好つけすぎにならないようにネオンカラーのインナーに

白のワイドパンツに黒のスニーカー。

ニットキャップにミニマフラー(かわいい)と

ドレスとカジュアルのバランスを大胆にとった着こなし。

 

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492664

バーガンディーのレザーコートに細身のマフラー。

フットボールチームのマフラーだともう少し太いと思うんですけど、

それを少し細くするだけで上品な印象に。そして脱地味。素敵!!

 

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492618

 黒のレザージャケットもいい感じ。

ウエストをベルトでギュッと絞る着こなしもいいですね。

ライダースも含めて17-18の秋冬もレザーアイテム流行るんでしょうか。

 

 

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492638

艶々な素材のアノラックっぽいトップスが気になる。

派手な色の切り替えが多いアノラック、でもこれは上品。

白シャツの襟と袖をチラ見せしてワイドスラックスにスニーカーと

上下のシルエットゆるゆるな着こなし。

 

 

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28587/492648

明るめの色違いをインナーにロングコートを合わせたルック。

やっぱりいいな。このアノラック。

 

 

色々なアイテム、色柄物、シルエット、着こなしが

本当にたくさんあるLANVINのコレクション。

MBさんがおっしゃっているトレンドが全部含まれていた気がする。

勉強になりました。