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17-18 AW メンズコレクション 「レイヤードスタイル 2」

 

秋冬コレクションを見ていて気になったレイヤードを

紹介していきたいと思います。

 

 

 

「チェックシャツ」

 

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左「ディースクエアード(DSQUARED2)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28246/485533

中「ジバンシィ(Givenchy)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28288/489302

右「エンジニアドガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28724/494590

 

この秋冬コレクションを見ているとチェック柄をよく見かけます。

トレンドなんでしょうかね。(詳しいところはMBさんのメルマガを待ちましょう)

秋冬になると古着屋さんやユニクロなどでよく見かけるチェックシャツ。

シャツとはいえチェック柄の大きさや色も多色使いなので

カジュアルライクなアイテムですね。

ただ見える面積に気をつければ「脱地味」に使えます。

3ブランドとも共通している部分はチェックシャツ以外は

ドレスライクなアイテムでダークトーンです。

 

「左(カジュアルライク) ← 中 → (ドレスライク)右」って感じですかね。

 

ジバンシィ」はチェックシャツ以外のアイテムを黒で統一しています。

カジュアルにバランスを取るために顔プリント入りのパーカー

そしてこのパーカーはフードを絞る紐の所がスカーフになっています。

フードの立ち具合良いですね。小顔効果抜群です。

チェックシャツをトップスの先端部分の首元と裾から見せています。

見える面積は少ないですが効果的に「脱地味」を実現していると思います。

スニーカーの紐も結び方を変えています。ガラッと印象が変わりますね。

ドレスとカジュアルのバランスがいい感じに取れているんじゃないでしょうか。

 

ディースクエアード」も「ジバンシィ」と同じようにチェックシャツを

首元と裾から見せています。違うのは見える面積が広いですね。

セットアップの上に着たビッグサイズカーディガンと相まって

子供っぽい少しだらしない印象になってしまっています。(MBさんがよく例えにだす博士状態)

印象を左右するトップスの先端、首元に色柄物スカーフにチェック柄

裾もチェック柄でしかも着丈が長い、袖も手が隠れてしまう長さ、

しかも靴がトレッキングシューズで靴紐が青、シュータン部分がチェック柄。

頭にはキャップ。(キャップの上の部分はどうなってるんですかね)

と印象を左右する先端部分にカジュアル要素満載です。

チェックシャツをタックインして長い裾を見せないようにして

黒の革靴にするとバランスはどうでしょう。

いや黒の革靴にするだけでバランス良さそうですね。

トレッキングシューズが、、、問題というか原因というか、、、でしたね。

下半身の先端部分にボリュームがあって色や柄が入っている靴は

注意しないと子供っぽい印象になってしまいますね。

 

「エンジニアドガーメンツ」はドレスライクかなという印象です。

ディースクエアード」とは逆に印象を左右する先端部分にドレス小物の

ハットと革靴を使っています。

セットアップにハットと革靴、しかも黒とドレス要素多めです。

こちらはハットではなく「ディースクエアード」のキャップを被ると

バランス良さそうですね。あっでもまだドレスライクですかね。

皆さんもどうぞ指で隠して遊んでみてください。

 

 

 

「シャツ × カットソー」

 

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左「アミ アレクサンドルマテュッシ(AMI Alexandre Mattiussi)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490045

中「サカイ(sacai)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28425/489725

右「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28143/483497

 

このレイヤードは好き嫌いがハッキリとわかれるでしょうね。

不自然な印象を与えてしまうんでしょうね。

MBさんも仰っていましたけど、

メンズファッションはいかに自然に着こなせているのかが大事だと。

 

という事でドレスとカジュアルのバランスのとれた

「シャツ × カットソー」のレイヤードです。

 

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左、右「リベルム アルビトリウム(liberum arbitrium)」

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502932

右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29219/502937

 

右は「カットソー × 半袖シャツ」です。 

 

どうでしょうか。

自然な「シャツ × カットソー」のレイヤードになってると思うんですけど。

ポイントはシャツとカットソーの生地が切り替わる部分(首、袖、裾)を

いかに自然に見せることができるかなんでしょうね。

なるべく同じ色、柄、素材を使い

ボトムスはドレスライクに整える事で

ドレスとカジュアルのバランスがとれますね。

「シャツ × カットソー」のレイヤードってカジュアルライクな

着こなしの方が多いと思うので

差別化にはすごくいいテクニックだと思います。

ただ細心の注意が必要ですね。