17-18 AW メンズコレクション「デニム」
各ブランドがデニムをどのように着こなしているのか
見ていきましょう。
「デニム オン デニム」
「オフ-ホワイト(OFF-WHITE)」
左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28375/488259
中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28375/488230
右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28635/499483
右の「カルバン・クライン」のルックはMBロジック的な着こなしですね。
細身のシルエット(若干裾がダボつき気味)に
黒に近いダークトーンのリジッドデニムを使い
ドレスにバランスを取っています。
さらにインナーに黒のタートルネックを使うことで
視線を誘導するとともにドレス要素をプラスしています。
靴もドレスアイテムの革靴を使っています。
デニムオンデニムの着こなしですが
1、デザイン
2、シルエット
3、カラー(素材)
のシルエットとカラーをドレスにバランスを取っています。
細かい話ですがデニムジャケットの袖の先端部分
手首が見える、右のルック「カルバン・クライン」
手首が見えない、中のルック「オフ-ホワイト」
印象が全然違いますよね。
先端の印象恐るべし。
中のルックのルーズなサイズのブーツカットは
レディースではよく見かけますよね。
メンズにもこの流れが来るんでしょうか。
左のルックのデニムジャケットは
コートのインナーで使ったら良さそうですよね。
ダークトーンばっかりになる秋冬の着こなしの差し色に使えそうです。
ネオンカラーは差別化に良さそうですね。
「デニム オン デニム」+「コート」
「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」
左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28413/489260
「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ(1piu 1uguale3)」
中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29834/516523
「フィット ミハラ ヤスヒロ(FIT MIHARA YASUHIRO)」
右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29613/511986
MBロジック的な着こなしの「フィット ミハラ ヤスヒロ」。
MBさんがよく仰っているバランスの取り方になっていますね。
100%ドレススタイルのスーツから
30%カジュアルにバランスを取っていく方法ですね。
1、デザイン
2、シルエット
3、カラー(素材)
1、デザイン
ジャケット → デニムジャケット
スラックス → デニムパンツ
革靴 → スニーカー
2、シルエット
変更なし。
パンツの裾をダボつかせないようにアンクル丈に。
下半身の1番細い部分の足首を見せて細さを強調。
メリハリのついたYラインシルエットになっています。
3、カラー(素材)
黒 → リジッドカラーと白
ウール → デニム
ドレスとカジュアルのバランスが取れた着こなしになっていると思います。
またコートを羽織ることによって腰位置を隠せるのもいいですね。
(モデルさんのスタイル良すぎですよね笑)
「デニムジャケット」
「カッパ(KAPPA KONTROLL)」
左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31032/533826
「エディションズ エムアール(Editions M.R)」
中 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31496/540064
カジュアルライクなデニムジャケットにスラックスと革靴という
MBロジック的な着こなしになっています。
「カッパ」のルックはソックスにもアイコンマークが
プリントされていますね。
「エディションズ エムアール」はストールを使って
ドレス要素をプラスしています。
「ワイドなデニムパンツ」
「マーカウェア(MARKAWARE)」
左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/30401/525032
「トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)」
右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28810/496129
ドレスライクなアウターにワイドなデニムパンツに
黒の革靴という着こなしです。
そしてどちらも色落ちしていないデニムパンツを使っていますね。
「マーカウェア」はAラインシルエットを意識した着こなしに
「トーガ ビリリース」は上下ユルユルのルーズなシルエットになっていますね。
どちらも差別化を意識した着こなしになっています。
「デニムジャケットの素材を変えると」
「ニール バレット(Neil Barrett)」
左 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485065
右 https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485069
1、デザイン
2、シルエット
3、カラー(素材)
3、カラー(素材)を黒のレザー素材に変えるだけで
すごいドレスライクになりますよね。大人な雰囲気。
使ってみたい衝動を抑えきれず
少ない文字数ですが「目次機能」使ってみました。(笑)