KAZUYUKI KUMAGAI (カズユキ クマガイ) 2018SS メンズコレクション
日本を代表するブランド「KAZUYUKI KUMAGAI」
デザイナー / 熊谷和幸
まずカラーの話を先にしておきます。
2017SS
- モノトーン、ブルー、インディゴ、ベージュ
- リーフプリント柄、ボーダー柄、チェック柄
2018SS
ストリートなルックが多かった2017SSから
ドレスライクに変化した2018SSのルックを見ていきましょう。
「トップス」
ロングアウターの着こなしの変化
上段<2017SS>
下段<2018SS>
上段左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432485
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432486
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432489
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432509
下段左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551879
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551883
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551904
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551908
2017SSと比べると少しずつドレスライクになっています。
2018SSのアウターはシワが少ない落ち感のあるものが多くなっています。下段左から二番目は特に。
柄が入っているアウターもモノトーンにして、モノトーン以外の色を使うときもダークトーンのカーキを使っています。
小物もドレスアイテムのハットを使ったり、2017SSでは使われていなかったスカーフが2018SSでは多く使われています。
スニーカーも単色使いになっていますね。
「トップス②」
ライダースの着こなしの変化
真ん中2つ<2017SS>
左、右<2018SS>
左から時計回り
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551889
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432491
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551886
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432492
先程のロングアウターの着こなしと同じようにモノトーンな着こなしになっています。
2018SSは同色同素材のスカーフやロングベルトが使われていますね。
「セットアップ」
ジャケット × アンクル丈パンツのセットアップ
<2017SS>
左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432504
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/24897/432505
<2018SS>
左上から時計回り
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551880
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551881
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551885
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551910
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551909
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551907
2017SSはコーチジャケットやフード付きブルゾンを使ったルックが多かったんですが
2018SSではそれらのアイテムは登場していません。
2018SSはセットアップのルックが多く登場しています。
そして2017SSはリネン素材を使っていましたが
2018SSは艶があって落ち感のある素材が使われているのでドレスライクな印象になっています。
オープンカラーシャツもシワが少ない艶のある素材が使われています。
柄物オープンカラーシャツにセットアップの着こなしは素敵ですね。ワイドテーパードパンツも「差別化」に良さそうです。
「セットアップ②」
ショートパンツを使ったセットアップ
<2018SS>
左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551882
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551900
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551902
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551901
ショートパンツの丈の長さがいいですね。
めちゃめちゃ短い丈ばかりでしたから、このくらいが落ち着きます。(笑)
ショートパンツはカジュアルアイテムなので子供っぽい印象になりがちです。
→大人っぽくするためにドレスライクにしよう
→ドレスライクにするとシンプルで地味な印象に
→脱地味を狙って装飾性を加えよう
→やり過ぎると子供っぽい印象に・・・。
みたいなループにはまりがちなショートパンツの着こなし。
「カズユキ クマガイ」のショートパンツ攻略法は
- セットアップにする
- ドレスアイテムを使う
- モノトーンでまとめる
- 柄物を使う
- アイテム数を増やす
って所ですかね。「脱地味」「装飾性」を実現していて素敵な着こなしですね。
「ボトムス」
ワイドテーパードパンツの着こなし
<2018SS>
左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551898
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551903
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551905
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551906
艶のある素材でストンと落ち感のあるワイドテーパードパンツ。
ロングベルトを垂らすように艶のあるスカーフを引っかけているところが面白いですね。
「2017AWからの流れ」
ワイドテーパードパンツ
左<2017AW>
右<2018SS>
左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501499
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551906
2017SSでは使われていなかったワイドテーパードパンツ。
2017AWから登場し2018SSでも使われています。
「2017AWからの流れ②」
ドット柄、同色同素材のスカーフ、ロングベルト
左<2017AW>
右<2018SS>
左から
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29143/501494
https://s.fashion-press.net/collections/gallery/32154/551889
2018SSはドット柄が少し減りましたね。ドレスライクにということですかね。
ドット柄以外もチェック柄やヒョウ柄も引き続き使われています。もちろんモノトーン、ダークトーンで。
「最後にゆる~く」
「カズユキ クマガイ」は2017SSから2018SSにかけてドレスライクに変化しています。
コーチジャケットやフード付きブルゾンなどのルックがなくなり、セットアップのルックが多く登場しています。
ストリートな着こなし、アスレジャートレンドからドレスなトレンドへと向かっている印象です。
- グレーのチェスターコートのシワのない落ち感のある生地
- 同色同素材のスカーフ
- ショートパンツの着こなし
- ワイドテーパードパンツ
- ブラウンカラー
ここら辺は特に印象に残りました。