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ビビッドカラー・ネオンカラーのご利用は計画的に!?

 

 

 

 

「アミ アレクサンドル マテュッシ」2018SS の記事を書いていた時に見つけたルックをまずはご覧下さい。 

 

 

 

<2018SS>

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https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31634/543005

 

2017AWからの流れで2018SSもビビッドカラー・ネオンカラーが多く使われていました。

柄もストライプ柄やチェック柄など無地のルックはほとんど無いほどでした。

 

そしてこのバイカラー柄のオープンカラーシャツを使ったルック。

腰回りにネオンカラーのピンク。そしてロングベルトも相まって腰回りに視線が誘導され過ぎてしまうなと思ったわけです。

 

ビビッドカラー・ネオンカラーは発色が良いので視線誘導したい時にはいい方法だと思うんですけど、

この画像のルックはスタイルをよく見せているのか疑問に思いました。

 

 

そこでこんな比較画像を作ってみました。

 

 

左のルックはトップスが同じ配色でストライプ柄

右のルックは全体が同じ配色(ピンクは使っていません)でタックインの着こなし

 

 

 

<2018SS>

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31634/543039

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31634/543005

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/31634/543009

 

もちろんモデルさんの身長などの違いや写真を撮る角度の違いもあると思うんですけど。

やはり真ん中のルックはネオンカラーのピンクに視線を誘導されてしまってあまりスタイルよく見えないのかなと思います。

 

左のルックはトップスが同じ配色(襟が黒ですけど)でストライプ柄。そしてボトムスはロングベルトの垂らしている部分も含め黒で統一しています。

タックインの着こなしですけど真ん中のルックのようなネガティブなネオンカラーの影響はない印象です。

ボトムスを黒でまとめている事に加えて、ネオンカラーの影響でトップスに視線が誘導されるのでタックインの着こなしですけどスタイルがよく見えます。

 

右のルックは真ん中のルックと全体が同じ配色でタックインの着こなしですけど

ネオンカラーの視線誘導の影響がないのでスタイルがよく見えます。

ロングベルトの影響はありますが・・・。

 

 

 

 

そこでビビッドカラー・ネオンカラーをどの部分で使うのがいいのか調べてみました。

 

 

 

まずはアスレジャートレンドの「ゴーシャ ラブチンスキー」です。

靴→パンツ→カットソー→アウターの順で並べてみました。

 

 

 

<2017AW>「ゴーシャ ラブチンスキー」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497213

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497227

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497211

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497232

 

この発色のいい色をアウターで着るのは勇気がいりますけど Yラインシルエットを構築するのには最適ですね。膨張色と収縮色の関係ですね。

 

カットソーのルックは視線がトップスに誘導されて脚長に見えますね。

トラックジャケットを腰巻きして腰位置を隠してグレーのパンツ→白スニーカーと繋がって見えますね。

 

う~ん、パンツに使うとその部分だけが脚の長さに見えてしまうかなと思います。

 

靴にネオンカラーを使う着こなしは海外スナップとかでもよく見かける着こなしですね。ただ靴以外はもっとダークトーンでドレスライクな方がバランスはいいですよね。

 

 

 

 

「ゴーシャ ラブチンスキー」がカジュアルライクでしたので

次はドレスとカジュアルのバランスを意識した着こなしの「ニール バレット」。

靴→パンツ→ニット→ジャケットのインナーの順で並べてみました。

 

 

 

<2017AW>「ニール バレット」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485041

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485058

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485040

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28239/485070

 

先程の「ゴーシャ ラブチンスキー」とはアイテムの違いはありますけど、それよりも使っている”面積”が違いますね。

 

左のルックは黒のブーツにビビッドな赤のラインが数センチ入っているだけですけどパッと目を引きますよね。

靴全体がビビッドカラーというのが苦手な方にはいい解決策ですね。

 

パンツに使う場合はロングアウターで見える面積を制限する着こなしが良さそうです。

 

トップスに使う場合は先程の「ゴーシャ ラブチンスキー」の着こなしも良かったですけど

「ニール バレット」のように大きめサイズのニットであればボトムスはシンプルにドレスライクにバランスを取るのがいいですね。

 

インナーで使うとトップスに視線誘導されるのでドロップショルダーなルーズなサイズ感のジャケットの大きさが際立って見えますね。(画像切れててすみません)

 

 

 

 

次は「ニール バレット」よりもさらにドレスライクな「サルヴァトーレ フェラガモ」。

「サルヴァトーレ フェラガモ」の使い方はもっと限定的です。

 

 

 

<2017AW>「サルヴァトーレ フェラガモ」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28248/485608

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28248/486894

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28248/486895

 

アイテム全体ではなくビビッドカラーを柄で取り入れています。

 

右のルックはトップスの先端部分(首元、手首、裾)から見せてますね。セットアップなので少しギークな着こなしにしてバランスを取っているんですかね。

発色が良くて目立つので少しだらしない印象に見えなくもないかなって感じですね。

 

 

 

 

次はさらに先端でビビッドカラー・ネオンカラーを使った着こなしです。

 

 

 

 

<2017AW>「ケンゾー」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28449/490732

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28449/490734

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28449/490683

 

ビビッドな赤のグローブ。

グローブは差別化にいいかもしれないですね。

モノトーンやダークトーンを使っている方が多いですからね。

 

 

 

 

<2017AW>「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29834/516583

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29834/516581

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/29834/516511

 

海外スナップでお馴染みのビビッドカラー・ネオンカラーをスニーカーで取り入れた着こなしですね。

 

真ん中のルックも素敵ですけど、スニーカーの色を際立たせるならスニーカー以外のアイテムを黒でまとめてしまうのがいいですね。

 

 

 

 

<2017AW>

左「ゴーシャ ラブチンスキー」

右「ヴァレンティノ」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28877/497222

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28207/488053

 

帽子で取り入れた着こなしです。

「ゴーシャ ラブチンスキー」の方はインナーの柄でも取り入れていますね。

 

帽子以外をドレスライクにして、ビビッドカラー・ネオンカラーを帽子で取り入れるのが一番お手軽ですかね。

あとはMBさんが紹介していた「UNIQLO U」2017AWのサコッシュとかですかね。

 

 

ビビッドカラー・ネオンカラーはとにかく発色がいいのでどの部分で取り入れるのか気をつけないといけないですね。

先端部分の小物で取り入れるのかアイテム全体で又は柄でなのか、アウターを使って制限するのか結構戦略的に考えないとですね。

目立たせる方向性の差別化なので悪目立ちさせないようにしないと簡単にスタイルが悪く見えてしまいますからね。(個人的には帽子で取り入れようと思っています)

 

 

 

 

最後にネオンカラーのピンクを使ってちょっとギークに着こなしている「アミ アレクサンドルマテュッシ」

そしてビビッドカラー・ネオンカラーを使わなくてもいいんじゃないとも思わせてくれる「アミ アレクサンドルマテュッシ」

 

 

 

<2017AW>「アミ アレクサンドルマテュッシ」

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左から

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490032

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490036

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490016

https://s.fashion-press.net/collections/gallery/28430/490014

 

それぞれグレーのアウターと黒のアウターにネオンカラーのピンクを合わせた着こなしの違いになっています。

 

ほんのちょっとした事なんですけど、そこが大きな違いを生み出すって感じですかね。

 

ただ右のルックのように「脱地味」を実現するためにモノトーンのボーダー柄バッグを持って、襟を片方出してちょっとギークに着こなすのもいいですよね。

 

左から二番目の色柄物シャツの襟を見せてトレンドのグレーのチェック柄ジャケットを合わせた着こなしも素敵です。柄×柄の着こなしですね。

UNIQLO U」2017AWのMBさんのメルマガでもあったゴージラインが低いジャケットってやつですよね。

 

と、まぁビビッドカラー・ネオンカラーを使わなくても素敵なトレンドフルな着こなしはできるということですね笑。

 

ただ、もっと「差別化」をという方は”ネオンカラー×柄”をミックスした着こなしを楽しむのもいいですよね。

 

 

ほんの数センチでも視線誘導効果のあるビビッドカラー・ネオンカラーのご利用は計画的に。

 

という事で、このへんで終わります。